センサ調光型ソーラーLED照明
ソーラー式LEDセンサライト調光タイプ
LC-1000SC90DSOL
- センサを有効利用し、小型ながら長時間点灯を実現。
- 日照条件に応じて選べる3つの取付方法
- ソーラーLED照明では最大級の明るさ
- 待機点灯時(0、50lm、100lm)
- 検知点灯時(1000lm、700lm)
- バッテリー残量に応じて検知時の点灯照度を自動制御するため、容量を無駄に使いません。
- ソーラーパネルとバッテリーの小型化により価格も抑えました。
東日本大震災以降、日本の電力事情は大きく変わりました。それに伴い、ソーラー照明が改めて注目されています。
ライフラインが途絶えた際の避難誘導、電気代金の高騰対策、環境対策…しかし、これまでのソーラー照明は夜間点きっぱなしで、ソーラーパネルやバッテリーが大型化し、価格も高いものでした。
全ての場所で、人がいないのに煌々と点灯していることが本当に重要だろうか…?
そんな疑問から産まれた製品がLC-1000SC90DSOLです。センサを有効に使うことで生じる数々のメリット。
これまでのソーラー照明から大きく進化しました。
津波避難タワーの安心照明として
非常階段の安全照明として
給電できない駐車場の便利照明として
一般的なソーラー照明との違い
一般的なソーラー照明 | センサ調光型ソーラーLED照明 | |
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ポール一体取付が主流 |
外観 | 灯体とソーラーユニットのみ |
夜間常時100%点灯 | 点灯動作 | センサ調光 |
基礎工事が必要 | 施工 | 既設ポール・壁面にも取り付け可 |
大型 | 大きさ | 小型 |
5日前後 | 無日照時点灯可能期間 | 5日(センサ検知回数10秒/100回/1回) |
8~14時間が主流 | 連続点灯時間 | 7時間(10%)/14時間(5%) |
300~1800lm | 明るさ | 最大1000lm |
※2013年10月現在 当社調べ
※上表は一般的なソーラー照明の特徴を記したもので、特定の機種との比較ではありません。
小型ながら長時間点灯を実現
センサ調光で消費電力を大幅に削減。ソーラーパネルとバッテリーの小型化と長時間点灯を両立させました。
点灯動作モード | 待機時の明るさ | 待機点灯時間 | 検知時 ※1 | 無日照時点灯 可能期間 ※2 |
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センサライトモード | 消灯 | - | 100% 点灯 |
27日 |
朝まで点灯モード | 点灯してから ※3 14時間以内5%点灯 14時間以後消灯 |
14時間 | 70%点灯 | 5日※4 |
時限点灯モード | 点灯してから ※3 14時間以内5%点灯 14時間以後消灯 |
7時間 | 70%点灯 | 5日※4 |
フラッシングモード | 消灯 | - | 点滅 | 27日 |
- ※1:最大値の時の明るさとなります。
- ※2:本製品に搭載したリチウムイオンポリマーバッテリーが満充電された状態から、一切充電が行われない場合(真冬日、ソーラーパネルへの積雪や連続雨天などの場合)の使用可能日数のことです。
(算出条件)検知時:10秒タイマー点灯で、検知回数:100回/1日の場合 - ※3:内蔵の照度センサで夜と判定すると待機点灯します。
- ※4:6日目以降はバッテリーの残量が少ないため、待機時は点灯せず、検知時のみの点灯となります。
注)バッテリー残量により、設定した点灯動作が自動的に以下の明るさになります(バッテリーセービング機能)。
●バッテリーが 少し減ったとき
待機時、人検知時の明るさが設定より少し暗くなります(フラッシングモードを除く)。
●バッテリーが さらに減ったとき
人検知時の明るさはさらに暗くなり、待機時は消灯します(フラッシングモードを除く)。
●バッテリーが 無くなったとき
点灯動作しません。
業界最大※の検知エリア
ツイン素子のダブル搭載に加え、独自の光学設計により、人感センサ付照明として業界最大※の検知エリア15m×15mと業界最大※の検知ゾーン数84本を実現しました。
さらに、高さ2.5m~4.5mに取り付けても検知エリアは変わりません。15m先からスムースに人を検知し、人が近くにいる時は明るく照らします。
※2013年10月現在 当社調べ
単位(m)
照度分布図
単位(lx)
ソーラーユニットの設置について
ソーラーユニットは十分に充電できるように、つぎのようなところに取り付けてください。
- 真南向け
- 日中はできるだけ長時間日光の当たる場所
- 年間を通してできるかぎり長時間太陽光が当たる場所
- 推奨取付角度
(太陽光が直角に当たるように取付)
寒冷地での使用時の注意点
本製品に搭載したリチウムイオンポリマー充電池が満充電された状態から、一切充電が行われない場合(真冬日、ソーラーパネルへの積雪や連続雨天などの場合)の使用可能日数(無日照時点灯可能期間)は、約5日です。これを越える使用環境においては、LEDライトが点灯しない場合があります。
※本製品は気温が0℃以下になると、安全上充電を停止します。0℃以下が続く場所でご使用された場合、製品の仕様上、不点灯や設定とは異なる点灯動作が起こる場合があります。
仕様
電 源 | 専用ソーラーユニット (10Wソーラーパネル、14.8V 6600mAh リチウムイオンポリマー充電地 内蔵) |
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消費電力 | 11W | |||
光 源 | 白色LED(クールホワイト) | |||
照射角度 | 90°サークル | |||
色温度(CCT) | 5650~6300K | |||
演色性(CRI) | 70 | |||
定格光束 | 1000 lm | |||
バッテリー期待寿命 | 約8年(使用環境により異なる) | |||
使用温度範囲 | −20℃~+50℃(結露および氷結なきこと)、充電時:0℃~+50℃ | |||
保存温度範囲 | −25℃~+60℃(半年以上保存する場合:−25℃~+25℃) | |||
使用湿度範囲 | 35〜85%RH/保存時35〜95%RH | |||
保護構造 | IP44(防沫形) | |||
接続ケーブル | ビニルキャブタイヤケーブル(VCT) 口出し線長さ約 0.55m | |||
延長用ケーブル | 耐候性、防水性能のある、ケーブルをご準備ください。 太さ:0.5~0.75mm2(AWG18~20)、配線長:15m以下 (推奨ケーブル)キャブタイヤケーブル 2PNCT 0.75mm2 2芯 |
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質 量 | 6.9kg | |||
材 質 | アルミダイカスト、ポリカーボネート、高密度ポリエチレン、ステンレス(SUS304) | |||
設置場所 | 屋外ポール、壁面 | |||
耐風速 | 60m/s(JIS C8105-2-3準拠) | |||
耐塩害 | 耐塩仕様 | |||
動作表示灯 (赤色LED) |
電源投入時(ウォームアップ時):ゆっくり点滅 待機時:消灯 検知時(夜間):点灯 |
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動作設定 | 【待機 0%】人感センサ 待機時:消灯、検知時:100%で点灯 【待機 5% 14時】 (夜判定後、14時間以内)人感センサ 待機時:5%点灯、検知時:70%で点灯 (14時間以後から朝判定まで)人感センサ 待機時:消灯、検知時:70%で点灯 【待機 10% 7時間】 (夜判定後、7時間以内)人感センサ 待機時:10%点灯、検知時:70%で点灯 (7時間以後から朝判定まで)人感センサ 待機時:消灯、検知時:70%で点灯 【フラッシング】人感センサ 待機時:消灯、検知時:フラッシング点灯 |
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バッテリーセービング機能 | バッテリー残量に応じて、待機時照度、人検知時照度を自動調節 | |||
タイマー | 10秒/3秒/テスト(1秒) 切替 | |||
付属品 | 人感センサ用検知エリアマスキングプレート×1、昼夜判別センサ目隠しシール×1 鳥除け針×2、鳥除け針取付ブッシュ×2、取扱説明書(保証書付き) |
人感センサ
調整可動範囲 | 上下50°可変 | |||
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検知エリア水平角度 | 150°/80°(検知エリアマスキングプレート装着時) | |||
検知方法 | パッシブインフラレッド方式 | |||
検知ゾーン数 | 84本 | |||
検知感度 | 低/中/高 切替 | |||
付帯機能 | 温度補償回路(周囲温度に応じて検知感度を自動調整) |
昼夜判別センサ
昼夜判別 | 40~400 lx (オープンエリアにて) |
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